セラピストに新しい働き方を
ーNewGateで実現する「医療と教育」ー
PT/リハビリ部 エリアマネージャー大久保翼(33)
今回ご紹介するのは、リハビリ部のエリアマネージャーであり、PTの大久保翼さんです。
人生のテーマが「医療と教育」だという大久保さんに、これまでのキャリアとこれからのキャリアについて伺いました。「人生のテーマ」を実現する底知れない行動力の秘密を紐解きます!
母の死、祖父母との生活 10代にして人生のテーマが「医療と福祉」
6歳の時、母を癌で亡くし、その後は祖父母と一緒に暮らしていました。この時の「医療と福祉」というのが僕の人生の大きなテーマになったんですね。縁があって福祉系の大学を卒業したんですが、やっぱり医療の道に進みたいと思って、卒業してすぐに理学療法士になるための夜間の専門学校に入り直したんです。結局8年間学生をすることになりました(笑)学校は夜間なので、昼間は老人ホームで介護士をとして働き、夜は学生をするという生活を送りました。介護士としてのお給料はすべて学費に消えていましたね(笑)
ー訪問看護で起業・・・寸前に断念したワケー
資格を取得した後は、急性期総合病院で理学療法士として3年間働きました。学生の頃から在宅医療の分野で働くことが目標でしたが、その前に、最先端の医療現場で働いて修行すると自分の中で決めていたんです。急性期の病院なので2週間ごとに患者さんが入れ替わって、本当に多くの経験をさせてもらいました。まさに“修行”の3年間でした。その後、訪問看護ステーションに転職し、二度目の転職先である訪問看護ステーションでは、所長に抜擢され、ナンバーツーとして現場の最高責任者という立場を任せていただきました。ただ、社長との考え方や価値観のズレが生じて、衝突も生まれたため、だったら自分で起業しようと思ったんです。事業計画書を作って、融資の話も進めて、テナントの契約も進めているタイミングで、大輔さん(宮崎社長)に会ったんです。
大輔さんの話を聞いて「自分の起業は今じゃない」と思いました。それは経営者としてもそうですし、人としても「甘すぎた」と気づかせてもらいました。もっと自分を磨いてからの方がうまくいくし、レベルアップするのが先だと起業は断念しました。大輔さんから「リハビリ部門を盛り上げていきたい」というお話をいただき、NewGateに転職することに決めました。
ースピード出世の先に 強制休養命令ー
入職してすぐリハビリ部のエリアマネージャーに抜擢いただきました。当時は僕一人で西宮を含む大阪全エリアのセラピストをマネジメントしながら、看護師と連携して現場も回っていたんです。もう毎日忙しすぎて、帰りも遅くて、正直「転職ミスったかな」と思いましたね(笑)。入って2ヶ月は、拠点の増え方も人の増え方もあり得ないスピード感だったので、本当に大変で。僕ものめり込むとトコトンやりたくなる性格なので、徹底的にやりすぎて、最後は大輔さんから強制休養命令が下されました(笑)
ー目標が「職位」ではないワケー
入職当時も今も仕事内容は大きくは変わっていません。ただ、人が増えていきながら、職位も増えていくにつれて、自分の仕事を割り振れる人が出てきました。シフト管理や看護師の調整といった現場の仕事から、今は、営業の仕事だったり、数字の管理だったり、経営目線の仕事の割合が増えてきたので、在宅でも仕事ができるようになっています。
午前中は電話やチャットの対応が主な仕事です。リハビリスタッフからの報告、連絡、相談や、各エリアのエリアマネージャー4人、主任4人、リーダ4人からの報告、連絡、相談がきますからね。午後は、エリアマネージャーの仕事をしつつ、僕しか対応できない小児のリハビリの現場に行っています。また、入職するセラピストほぼ全てが小児経験ゼロなので、セラピストの育成でOJTもしています。
今はエリアマネージャーという立場を任されていますが、僕がNewGateで目指しているのは入職前から変わらず「役員」です。統括すら通過点だと思っています。ただ、職位はあくまで職位です。起業を断念して“経営者脳”を磨くために、社長の右腕として、力になるために入職したので、給料の額や職位が目標ではありません。自分が会社や社長にいかに貢献できるということにこだわりたいと思っています。
ー断念した起業 新たに生まれた挑戦ー
今後、訪問看護で起業することはないです。NewGateには敵いませんからね(笑)そこで競うものではないと思いますし、NewGateの中で貢献できることの方が大きいと思っています。僕の人生のテーマである「医療と福祉」はNewGateで夢を果たせるということが見えたので、あとは役員に這い上がるだけです。
実は僕、23歳の時に教育関連事業を立ち上げたんです。具体的には、医療従事者に向けた国試対策のコンサルティング事業や講師事業で、10年間で2000人を指導して合格率100%の実績を持っています。今後さらにNewGateの規模が拡大していく上で社員教育が必要になってきます。今、僕が任されているのが、新人教育プログラムと入社1年の社員を対象にしたフォローアップ研修です。教育制度を整備することは、僕が一番やりたかったことなのでワクワクしています。
また、今後は看護学生だけではなく、専門学校に通うセラピスト志望の学生の実習も受け入れる予定です。そこで国試の対策をお伝えしたり、学校では教わらない小児の臨床も体験してもらうことで、セラピストのキャリアの選択肢がぐっと広がると思います。そういった広報活動でNewGateの成長を加速させたいです。
ーセラピストの新しいキャリアの築き方ー
セラピストは今後間違いなく需要があがっていきます。特に小児の分野では明らかで、「小児×セラピスト」の価値を広く発信することが僕の使命だと思っています。NewGateに入職するセラピスト全員が小児未経験ですが、教育を受けて皆しっかり一人立ちしています。
セラピストは専門性も高く、責任も大きい仕事です。それにも関わらず、お給料が低いことに疑問をもっているセラピストはどれほどいるのでしょうか。また、一つの職場で長く務めることを美徳とし、転職を否定する人が多いのも事実です。そんな状況にモヤモヤしているセラピストに新しい選択肢があることを伝えたいと思っています。
NewGateの人事評価制度は、勤続年数や年齢は一切不問で、自分の目指すキャリアを自分で決め、自分の仕事を公平に評価してもらえるという医療業界の常識を覆す画期的なものです。ただ実力至上主義なので、降格もあり得ます。全ての人に合う職場ではないかもしれませんが、そこは代表が信念をブラさずに発信しているので、自然と挑戦したい人が集まってきて、良い循環が生まれています。
何か新しいことに挑戦したい、自分のキャリアを自分で選択したい、プレーヤーではなくマネジメントをやってみたい、今の職場や人事評価に不満を感じているという人は、自分の選択肢を広げるチャンスです。セラピストとして新しい可能性を試す場所として、NewGateの門をたたいてください。お待ちしています。