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お知らせ
在宅生活の不安を地域医療につなぐ訪問看護
佐賀エリアの訪問看護の現場から、暮らしの中で生まれる不安や困りごとを地域の医療・介護につなぐ、訪問看護ならではの役割を今回のブログではご紹介します。 訪問看護は「家に行ってケアをする」だけじゃない 訪問看護と聞くと、利用者様のご自宅を訪問し、健康状態を確認したり、必要なケアを行ったりする仕事をイメージする方が多いかもしれません。 もちろん、それは訪問看護の大切な仕事です。 一方で、実際にご家庭を訪問していると、 「最近、少し生活リズムが変わってきた」 「病院では相談しにくかったことがある」 「家での過ごし方について、これでいいのか分からない」 といった、暮らしの中だからこそ見えてくる困りごとに出会うことがあります。 こうした声を受け止め、必要に応じて主治医やケアマネジャー、相談支援専門員、他のサービス事業所などにつないでいく。 それも、訪問看護が担っている大切な役割の一つです。 「病院では見えないこと」が、家にはある 病院では、診察や検査を通して身体の状態を確認します。 一方、自宅では、その人が普段どのように生活しているのかを見ることができます。 食事はどうしているのか。 一日の中でどんな時間を過ごしているのか。 家族との関わりはどうなのか。 薬は無理なく続けられているのか。 退院後の生活で困っていることはないか。 医療機関では限られた時間の中でしか見えなかったことが、生活の場に行くことで見えてくることがあります。 そして、その情報が今後の支援を考えるうえで大きなヒントになることもあります。 訪問看護師やリハビリスタッフは、医療やリハビリの専門職であると同時に、「その人が実際にどんな生活を送っているのか」を知る立場でもあります。 この視点は、在宅医療を支えるうえでとても大切です。 「こんなこと、どこに相談したらいい?」に応える 在宅生活では、医療だけでは解決できないことも少なくありません。 例えば、身体の状態に不安があっても、それだけが問題とは限りません。 「外に出る機会が減った」 「介護する家族の負担が大きくなってきた」 「福祉サービスを利用したいけれど、何を使えばいいか分からない」 「退院した後の生活が少し心配」 そんなふうに、医療と生活の間にある悩みが出てくることがあります。 訪問看護は、こうした悩みに対して、すべてを自分たちだけで解決しようとするのではありません。 必要なときには、地域のさまざまな専門職やサービスにつなぐ。 そのために、まずはご本人やご家族の話を聞き、今何が必要なのかを一緒に整理する。 「どこに相談したらいいか分からない」という状態から、次の一歩につなげること。 それも訪問看護の大切な仕事です。 地域の中で、それぞれの専門職をつなぐ 在宅生活を支えているのは、訪問看護だけではありません。 病院の医師や看護師。 ケアマネジャー。 相談支援専門員。 訪問介護。 訪問リハビリ。 福祉サービス。 行政や地域のさまざまな支援機関。 利用者様の生活には、多くの人やサービスが関わっています。 だからこそ、訪問看護だけで完結するのではなく、必要なところへ情報や相談をつないでいくことが重要になります。 訪問先で聞いたご家族の悩みが、ケアマネジャーとの相談につながる。 日々の生活状況から感じたことが、主治医への相談につながる。 リハビリの場面で見えてきた生活上の課題が、福祉サービスの利用を考えるきっかけになる。 一つの訪問が、次の支援につながっていく。 こうした積み重ねが、地域で暮らし続けるための支えになります。 地域で働くということ 地域で訪問看護に携わるということは、利用者様のご自宅へ伺うだけではありません。 その方が暮らしている地域を知り、地域にどんな医療・介護・福祉のサービスがあるのかを知り、その中で自分たちに何ができるのかを考える仕事でもあります。 特に在宅では、「医療の正解」だけでは解決できないことがあります。 その人がどんな場所で暮らしたいのか。 どんな毎日を送りたいのか。 ご家族はどんなことを大切にしているのか。 そして、今の生活の中で何に困っているのか。 そうしたことを知ったうえで、必要な支援につないでいく。 それが、地域に根ざして働く訪問看護の面白さの一つだと思います。 訪問看護だからこそ見える景色がある 病院や施設とは違い、訪問看護では利用者様の「生活そのもの」が仕事のフィールドになります。 玄関を開けた瞬間の様子。 いつも過ごしている部屋。 ご家族との会話。 生活の中で大切にしている習慣。 そうした一つひとつが、その人を理解するための情報になります。 そして、そこから見えてきたことを、必要な医療や介護、福祉につないでいく。 専門職としての知識を使いながら、「この人の暮らしを地域全体でどう支えていくか」を考えられるのは、訪問看護ならではの魅力です。 訪問看護の役割は、ご自宅で医療的なケアを提供することだけではありません。 暮らしの中にある不安や困りごとに気づき、それを必要な支援へつないでいく。 病院と自宅。 医療と生活。 ご本人・ご家族と地域の支援者。 その間をつなぐ存在として、訪問看護にはできることがあります。 NewGateでは、佐賀市・佐賀県広域を含む佐賀エリアで、地域の中で暮らす方々の生活を支える訪問看護に取り組んでいます。 「病院の中だけではなく、生活そのものを支える仕事がしたい」 「地域医療に関わる仕事に興味がある」 そんな方にとって、訪問看護は新しいやりがいを見つけられる仕事かもしれません。
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日常の楽しみを支える訪問看護の調整
大阪エリアの訪問看護の現場から、利用者様が大切にしている予定や日常の楽しみに目を向け、その人らしい生活を支える訪問看護の役割を今回のブログではご紹介したいと思います。 はじめに 「来週は、楽しみにしている予定があるんです。」 そんな言葉を、訪問の中で聞くことがあります。 ご家族との外出だったり、久しぶりに誰かに会う予定だったり、毎週楽しみにしていることだったり。 私たちにとっては何気ない予定に見えても、ご本人にとっては、その日を楽しみにすることが毎日の活力になっていることがあります。 訪問看護というと、体調を確認したり、必要な医療的ケアを行ったりする仕事をイメージされる方が多いかもしれません。 もちろん、それらは大切な役割です。 でも、私たちが支えたいのは「体調が安定している状態」だけではありません。 その人が、その人らしく毎日を過ごすこと。 その中にある「楽しみ」や「大切にしている時間」も、訪問看護が支えられるものの一つだと考えています。 「その日を楽しみにできる」こと ある利用者様について、ご本人にとって大切な予定があり、その予定に合わせて訪問日の調整を行うことになりました。 一見すると、単なるスケジュール調整のように見えるかもしれません。 しかし、その背景には「その予定を楽しみにしている」というご本人の気持ちがあります。 体調を整えることはもちろん大切です。 けれど、体調を整えることの先には、本来、その人がやりたいことや会いたい人、楽しみにしている時間があります。 「元気でいるために生活する」のではなく、 「やりたいことを続けるために、どう健康を支えていくか」 在宅で関わる私たちにとって、そんな視点も大切にしています。 訪問看護だから見える「生活」 病院では、治療や回復を中心に考える場面が多くあります。 一方、訪問看護では、ご本人が実際に暮らしている場所へ伺います。 そこで過ごしている時間。 ご家族との会話。 いつもの生活リズム。 お気に入りのもの。 毎日の習慣。 そして、楽しみにしている予定。 そうした日常の中に入らせていただくからこそ、「この人にとって何が大切なのか」を知る機会があります。 医療的な情報だけでは分からない、その人の生活そのものを見ることができる。 それは、訪問看護ならではの魅力だと思います。 支援は「予定を合わせる」だけではない もちろん、ご本人の希望をすべて優先できるわけではありません。 体調や安全面、他のサービスとの予定など、さまざまなことを考える必要があります。 だからこそ、スタッフは「どうすれば実現できるだろう」と考えます。 訪問日を変更できるか。 別の時間帯に調整できるか。 前後の訪問との兼ね合いはどうか。 ご本人やご家族にとって無理のない方法は何か。 一つひとつを確認しながら、その方の生活にできるだけ無理のない形を探していきます。 これは、単に予定を変更するということではありません。 「その人が大切にしている時間を、どうすれば守れるか」を考えること。 そこにも訪問看護の仕事があります。 楽しみが、日々の力になる 療養生活の中では、思うように外出できなかったり、これまで当たり前だったことが難しくなったりすることがあります。 そんな中で、 「来週は○○に行く」 「今度、家族に会える」 「この日を楽しみにしている」 という予定があることは、日々を過ごすうえで大きな意味を持つことがあります。 楽しみがあるから頑張れる。 誰かに会えることが嬉しい。 好きなことを続けられることが、自分らしさにつながる。 そうした気持ちは、医療的な数値だけでは表すことができません。 だからこそ私たちは、訪問の中で交わされる何気ない会話にも耳を傾けています。 「最近、何か楽しみにしていることはありますか?」 そんな一言から、その人の生活を知ることができることもあります。 NewGateが考える「支える」ということ NewGateが大切にしているのは、必要なケアを提供することだけではありません。 その方がどんな毎日を過ごしたいのか。 何を大切にしているのか。 これからどんなことをしてみたいのか。 そうした「その人自身」に目を向けながら、できることを一緒に考えていくことです。 医療や看護は、生活を支えるための手段の一つです。 その先にあるのは、ご本人が自分らしく過ごせる毎日です。 だからこそ、私たちは「病気」だけを見るのではなく、その人の暮らしの中にある楽しみや希望にも目を向けています。 住み慣れた地域で、その人らしい暮らしを支える 堺・大阪市内を含む大阪エリアで、NewGateは訪問看護を通じて、さまざまなご家庭の生活に関わっています。 ご家庭によって、生活スタイルも大切にしていることも異なります。 だからこそ、「こうするのが正解」と決めつけるのではなく、その方にとって無理なく続けられる方法を一緒に考える。 今日の安心だけでなく、「来週も楽しみがある」「またやりたいことができる」と思える生活を支える。 そんな訪問看護を、これからも地域の中で届けていきたいと考えています。
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メディア
お知らせ
「8月20日の奈良新聞デジタルに掲載されました。記事タイトル:『子ども対応訪問看護ステーションのARIA(大阪市) 奈良県に初の拠点開設 大和郡山市で9月に始動』
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言葉にならない気持ちに寄り添う小児訪問看護
はじめに 南大阪エリアの小児訪問看護の現場から、言葉だけでは伝えきれないお子さまの思いや小さな変化を捉え、ご家族とともに支援を考えることの大切さを今回のブログではご紹介します。 子どもたちは、いつも自分の気持ちを言葉で伝えられるとは限りません。 「今日は少ししんどい」 「これが嫌だった」 「もっとこうしてほしい」 そんな気持ちを、言葉ではなく表情や声、視線、身体の動き、いつもとは少し違う様子で伝えていることがあります。 小児訪問看護では、そうした一つひとつのサインを見逃さず、その子が何を伝えようとしているのかを考えることも大切な支援の一つです。 今回は、南大阪エリアの現場で共有された一つの場面をもとに、NewGateが大切にしている「言葉にならない気持ちに寄り添う支援」についてご紹介します。 ※個人が特定されないよう、内容は一部一般化しています。 「もう少し言葉の面でも支援してほしい」 あるご家庭から、スタッフに「言葉の面でも、もう少し支援してほしい」という希望が共有されました。 お子さまは、短い言葉や音、表情、しぐさなどを使いながら、自分の思いを伝えようとしている段階でした。 ご家族からすれば、日々一緒に過ごしているからこそ分かる変化があります。 「今日はいつもより声が少ない」 「何か伝えたそうだけど、うまく言葉にできないのかもしれない」 「以前より少し反応が変わってきた気がする」 そうした気づきは、数字や検査結果だけでは捉えきれないものです。 だからこそ、私たちはご家族の言葉にも耳を傾けます。 ご家族が感じている「なんとなく気になる」という感覚の中にも、その子を支える大切な情報が隠れていることがあるからです。 言葉の奥にあるものを見る 小児の支援では、「言葉を増やす」「発音を練習する」といった目に見える課題だけを見るのではありません。 その子が何を伝えたいのか。 どんなときに表情が変わるのか。 どんな関わりをすると反応してくれるのか。 好きなものを見たときには、どんな様子になるのか。 日常の何気ない場面に、その子を理解するためのヒントがたくさんあります。 例えば、普段はあまり言葉が出ないお子さまでも、大好きなものを見た瞬間に声を出したり、いつもより視線を向けたりすることがあります。 その小さな変化を「たまたま」と捉えるのではなく、「今、この子は何を感じているのだろう」と考えてみる。 そうした積み重ねが、その子に合ったコミュニケーションの方法を見つけるきっかけになります。 ご家族の「こうなってほしい」にも寄り添う 小児訪問看護では、お子さまだけでなく、ご家族の想いにも寄り添う必要があります。 「もっと気持ちを伝えられるようになってほしい」 「少しでも本人の思いを理解してあげたい」 「将来、自分の力でできることを増やしてあげたい」 ご家族には、それぞれの願いや不安があります。 その想いを受け止めながら、今のお子さまの状態を一緒に見つめ、無理なく取り組める方法を考えていく。 すぐに答えが出るとは限りません。 それでも、ご家族と一緒に「この子にとって何が良いのか」を考え続けることには、大きな意味があります。 一人の視点から、チームの視点へ 一人のお子さまを支えるためには、一つの専門性だけでは見えない部分があります。 看護師から見える変化。 PT・OTから見える身体の使い方や生活の様子。 STから見える言葉やコミュニケーション、食べることへの変化。 それぞれの専門職が持つ視点を重ねることで、その子のことをより深く知ることができます。 そして、現場で気づいた小さな変化は、スタッフ同士で共有します。 「今日こんな反応があった」 「以前と少し様子が違った」 「ご家族からこんな話があった」 一見すると小さな出来事でも、次の支援を考えるうえでは大切な情報になることがあります。 一人のスタッフが気づいたことをチームにつなぐ。 チームから得た気づきを、次の訪問に活かす。 そうやって支援をつないでいくことで、一人ひとりのお子さまに合った関わりを少しずつ形にしていきます。 小さな変化を、一緒に喜べること 小児訪問看護の仕事をしていると、大きな変化だけが成長ではないことに気づかされます。 昨日より少し長く目を合わせてくれた。 いつもより声を出してくれた。 自分から好きなものに手を伸ばした。 ご家族とのやり取りが少し増えた。 そんな小さな変化を、ご家族と一緒に「よかったね」と喜べる。 それは、小児訪問看護だからこそ感じられる大きなやりがいの一つです。 そして、その変化の背景には、ご家族が毎日の生活の中で積み重ねてきた関わりがあります。 私たちは訪問の時間だけでお子さまを支えているのではありません。 ご家族が日々続けている関わりに寄り添いながら、その積み重ねを一緒に支えていくことも、私たちの大切な役割です。 NewGateが大切にしていること NewGateが大切にしているのは、目の前にある症状や課題だけを見るのではなく、その奥にある「その子らしさ」まで見つめることです。 言葉にならない気持ち。 ご家族だからこそ気づける小さな変化。 スタッフが訪問の中で感じた違和感や気づき。 そうした一つひとつを大切にしながら、その子にとってより良い支援をチームで考えています。 小児訪問看護は、決められたケアを提供して終わる仕事ではありません。 その日の表情を見て、声を聞いて、ご家族の話を聞いて、「今日はどんな関わりが必要だろう」と考える。 その積み重ねの先に、その子とご家族にとっての安心があります。 子どもたちの気持ちは、いつも言葉になるとは限りません。 だからこそ、表情や声、視線、しぐさ、日々の小さな変化に目を向けることが大切です。 そして、その気づきを一人で抱え込まず、ご家族やチームと共有しながら次の支援につなげていく。 一つひとつは小さなことかもしれません。 けれど、その小さな気づきの積み重ねが、子どもたちの「伝えたい」「やってみたい」「もっとこうしたい」という気持ちを支えることにつながっていきます。 NewGateはこれからも、言葉にならない気持ちにも耳を澄ませながら、お子さまとご家族の暮らしに寄り添う訪問看護を届けていきます。
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暮らしの予定も大切にする、訪問看護の支援
佐賀エリアの訪問看護の現場から、利用者様の生活上の予定にも目を向けながら支援を調整することの大切さを今回のブログではご紹介したいと思います。 はじめに 訪問看護というと、体調の確認や医療的なケアを行うことが中心だと思われるかもしれません。 もちろん、健康状態を把握し、必要なケアを届けることは訪問看護の大切な役割です。 一方で、私たちが向き合っているのは「病気」だけではありません。 利用者様には、それぞれの日常があり、大切にしている予定や楽しみにしている時間があります。 今回は、佐賀エリアの現場で実際に行われていた調整の一場面を通して、NewGateが大切にしている「その人の暮らしに合わせた支援」についてご紹介します。 訪問看護は、暮らしの中にある ある利用者様について、ご本人にとって大切な予定があり、その予定に合わせて訪問日の調整を行うことになりました。 訪問看護では、決められたスケジュールに沿って訪問することも大切ですが、それだけが正解ではありません。 「この日はどうしても外せない予定がある」 「この時間は家族との時間を大切にしたい」 そんな一人ひとりの生活を尊重しながら、可能な範囲で支援の形を考えることも、在宅で関わる私たちの役割です。 病院では医療を中心に生活が組み立てられる場面もありますが、在宅では「生活の中に医療がある」という考え方が大切になります。 だからこそ、医療的な必要性だけではなく、「その人がどのように毎日を過ごしたいのか」に目を向ける必要があります。 「予定を守る」ことも支援の一つ 利用者様にとって大切な予定は、私たちが想像する以上に大きな意味を持っていることがあります。 家族との約束かもしれません。 楽しみにしている外出かもしれません。 長く続けてきた習慣かもしれません。 あるいは、ご本人が「これだけは続けたい」と思っていることかもしれません。 医療的な視点から見れば小さな予定に見えたとしても、ご本人にとっては生活の中で大切な時間であることがあります。 訪問看護では、そうした思いも含めて生活を捉えます。 「何をするか」だけではなく、「その人がどんな生活を続けたいのか」。 そこに目を向けることで、支援の考え方も変わってきます。 チームで考えるからこそ、できることがある もちろん、利用者様の希望をすべてそのまま実現できるとは限りません。 体調や安全面、他のサービスとの調整など、考えなければならないこともあります。 だからこそ、スタッフ一人で判断するのではなく、チームで情報を共有しながら考えることが大切です。 今回のケースでも、訪問日の調整についてスタッフ間で確認し、必要な情報を共有しました。 誰が訪問するのか、次の訪問では何を確認するのか。 そうした情報をつないでいくことで、担当者が変わっても支援が途切れにくくなります。 訪問看護は、一人でご自宅へ伺う仕事ではありますが、一人だけで支援を担う仕事ではありません。 その背景には、スタッフ同士の情報共有や相談、関係機関との連携があります。 「いつもの生活」を守るために 在宅で療養するということは、医療やケアを受けながらも、これまでの生活をできるだけ続けていくことでもあります。 だからこそ私たちは、 「体調に問題はないか」 だけではなく、 「いつもの生活を続けられているか」 「本人が大切にしていることは何か」 「ご家族に無理がかかっていないか」 という視点も大切にしています。 日々の訪問の中で見つけた小さな変化や気づきをスタッフ同士で共有しながら、その時々の生活に合わせて支援を考えていく。 そうした積み重ねが、ご本人やご家族の安心につながっていきます。 NewGateが大切にしていること NewGateでは、利用者様に必要な医療やケアを提供するだけではなく、その方が大切にしている暮らしにも目を向けることを大切にしています。 「治療やケアのために生活を合わせる」のではなく、「その人の生活を大切にしながら、必要な医療やケアを組み合わせていく」。 在宅だからこそできる支援には、こうした考え方があります。 佐賀エリアでも、スタッフ同士が情報を共有しながら、一人ひとりの生活に合わせた訪問看護を届けています。 訪問看護の仕事には、目に見えるケアだけではなく、日々の生活を支えるためのさまざまな判断や調整があります。 利用者様にとって大切な予定を尊重すること。 小さな希望にも目を向けること。 そして、それをチームで共有しながら実現できる方法を考えること。 こうした一つひとつの積み重ねが、「その人らしく暮らす」ことを支える訪問看護につながっています。 NewGateではこれからも、医療だけを見るのではなく、その先にある「暮らし」に目を向けながら、一人ひとりに寄り添った支援を大切にしていきます。
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誕生日カードが教えてくれた、心に届く支援
医療だけでは届かないもの 訪問看護というと、体調観察や医療処置、リハビリテーションなど、医療的な支援を思い浮かべる方が多いかもしれません。 もちろん、それらは訪問看護における大切な役割です。 一方で、在宅での暮らしを支えるためには、医療や身体面への支援だけではなく、その方の気持ちや生活に寄り添うことも大切だと私たちは考えています。 「今日は少し元気がないな」「最近、こんなことを楽しみにしているんだな」 日々の何気ない会話や変化から、その人らしさを知っていくことも、訪問看護の大切な仕事の一つです。 今回のブログは、そんな「人と人との関わり」の大切さを改めて感じた出来事をご紹介します。 「誕生日カードが嬉しかった」 ある利用者様のお誕生日に、スタッフから誕生日カードをお渡ししました。 後日、その利用者様から、 「誕生日カードが嬉しかった」「初めてもらった」「みんなにありがとうと伝えてほしい」 という言葉をいただきました。 電話越しの声からも、いつも以上に嬉しそうな様子が伝わってきました。 スタッフにとっても、その言葉はとても嬉しいものでした。 カードそのものは小さなものです。 けれど、その一枚をきっかけに「自分のことを気にかけてくれている人がいる」と感じていただけたのだとしたら、それは私たちにとって大きな意味を持つ出来事です。 在宅療養を支えるのは、「安心できる人がいる」という感覚 病気や障がいと向き合いながら、自宅で生活することには、身体的な負担だけではなく、さまざまな不安や孤独を伴うことがあります。 体調が良くない日。 思うように身体が動かない日。 将来のことを考えて、不安になる日。 そんな日々の中で、 「自分のことを気にかけてくれている人がいる」 「また次に来てくれる人がいる」 「自分のことを覚えていてくれる」 という感覚が、安心につながることがあります。 もちろん、一枚の誕生日カードだけですべての不安がなくなるわけではありません。 けれど、医療的なケアと同じように、人と人とのつながりの中で生まれる安心も、在宅生活を支える大切な要素の一つだと私たちは考えています。 「その人らしい生活」を支えるために 私たちが大切にしているのは、「病気を治すこと」だけではありません。 利用者様が住み慣れた場所で、その人らしく生活を続けられること。 そして、「ここで暮らしていてよかった」と思える時間を少しでも増やしていくこと。 そのためには、医療的な知識や技術だけではなく、一人ひとりの生活や価値観に目を向けることが必要です。 今回の誕生日カードは、とても小さな出来事かもしれません。 しかし、その小さな行動の中には、 「この人に喜んでもらいたい」 「少しでも安心して過ごしてほしい」 「その人らしい毎日を応援したい」 という、私たちの支援に対する思いが詰まっています。 小さな「嬉しい」を積み重ねる 訪問看護の仕事には、専門的な医療ケアが必要な場面もたくさんあります。 一方で、日々の何気ない会話や、ちょっとした気遣い、誕生日を覚えていること、好きなことを一緒に話すこと。 そうした一つひとつの積み重ねも、利用者様の生活を支える大切な支援です。 今回、「誕生日カードが嬉しかった」と伝えていただいたことは、私たちスタッフにとっても、支援のあり方を改めて考えるきっかけになりました。 大きなことをしなければ、人の心に届かないわけではない。 一人ひとりのことを知り、その人を想って行動する。 その積み重ねが、安心や信頼につながっていくのだと思います。 NewGateではこれからも、医療・看護・リハビリテーションの専門性を大切にしながら、利用者様一人ひとりの「その人らしい暮らし」に目を向けた支援を続けていきます。 そして、日々の中にある小さな「嬉しい」や「安心」を、これからも一つずつ積み重ねていきたいと思います。
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お知らせ
創業4年目で13拠点、スタッフ100名、年商6億円。規模拡大の先に見据えるのは「質」
タイトル 2026年5月31日、株式会社ARIAは「NewGate訪問看護ステーション」創業3周年を迎え、総会を開催しました。大阪から、兵庫、福岡・・佐賀、そして間もなく開業する奈良を含め、拠点数は13、スタッフは100名を超え、月の利用者数は650名以上、年商はおよそ6億円へ——。代表取締役の宮崎大輔が率いるこの3年間は、まさに右肩上がりの成長の歴史でした。総会の壇上で宮崎氏が語ったのは、これまでの成長を共に牽引した社員への感謝の言葉と、「未来の景色」の共有でした。 すべてはミッション、ビジョン、バリューの上に 「規模だけでは、僕たちが目指す未来にはたどり着けない」。 そう言い切った宮崎社長が2026年のテーマとして掲げたのが「サービスの質の向上」です。 NewGateの取り組みを語る上で欠かせないのが、創業以来一貫して掲げてきたミッション・ビジョン・バリュー(以下、MVV)です。 宮崎社長は総会でも改めてこのMVVに立ち返り、「これまでの経営判断はすべて、このミッションとビジョン、そして数年後の未来の姿から逆算して行ってきた」と語っています。 -理念:笑顔あふれる自分らしい人生を -Mission:関わるすべての人の"人生の選択肢"を増やし、自己実現ができる社会をつくる - Vision 1:小児に特化した専門性で、子どもと家族の未来を支える - Vision 2:スタッフが笑顔で安心して働ける職場をつくる そしてMission・Visionを実現するための行動指針として、NewGateには10のバリューがあります。 1. 「ありがとう」と「ごめんなさい」を伝える 2. 明るく元気よく挨拶をする 3. 現状に満足せず、何事にもチャレンジし続ける 4. 社員の自己実現のために売上・認知拡大を目指す 5. 自分の立場、役割、責任を自覚し、全うする 6. 慢心しない、調子に乗らない、仲間への感謝を忘れない 7. 対話を重んじる 8. できない理由ではなく、できる可能性を追及する 9. 今日の努力は明日の役に立たない、経験に重きを置く 10. 1人で戦わない そして、宮崎社長が総会で「一番大事」と繰り返し語ったのが、10番目の「1人で戦わない」です。 記録監査やマニュアル整備も、現場の看護師・セラピスト一人に責任を負わせるのではなく、組織全体で支え合いながら質を高めていくという、このバリューの実践そのものだと言えます。 今回掲げる「質の向上」も、すべてはこのMVVを実現するための手段にすぎません。総会で語られた「サービスの質」への本気の転換は、このMVVをより確かなものにするための、次の一手だと言えます。 エリア拡大から見えてきた真の課題 NewGateはこれまで、エリア拡大・利用者増加・人員増加という「規模」を軸に成長を続けてきました。しかしその過程で見えてきた課題がありました。 それは、スタッフの看護目標や看護計画の曖昧さでした。具体的には「安心して生活できること」「不安なく過ごせること」といった抽象的な表現です。 何をもって達成とするのか、誰が判断するのか——評価基準が曖昧な目標は、支援そのものの目的をぼやけさせてしまいます。特に訪問看護は、病院での「退院」という明確なゴールがある臨床とは違い、利用者の人生に長期的に伴走する仕事です。だからこそ、小さな目標のズレが、半年、1年、3年という時間の中で取り返しのつかない大きなズレへとつながっていく——宮崎社長はこの構造的なリスクに、3年かけてようやく気づいたと語りました。 目指すのは「看護過程の展開」を全うする組織 NewGateが今期掲げるサイクルはシンプルです。 1. 目標と計画の立案——具体的で達成可能な目標設定 2. 支援の実践と記録——計画に沿った看護展開の可視化 3. 適切な評価——支援の過程を評価し、現状を把握する 4. 達成と更新——評価をもとに、目標を修正・更新する この当たり前のサイクルを、当たり前に回し続けること。それが「サービスの質」の正体だと宮崎社長は断言します。 そのために6月から本格的にスタートしたのが、記録監査です。 従業員の努力や思考を他者が認識するためのツールが記録。つまり、記録こそ、“実践している看護の証明”になります。どれだけ現場で良い関わりをしていても、目標や計画に関して記録になければ、それはもうやってないのと同じになります。そんなもったいないことをなくすためにも、記録監査の実施は非常に大きな役割を担います。 記録監査は、個人の思考が記録上に反映されているのか、目的が見える支援になっているのかを確認していきます。また、マニュアルが遵守されているかも含めプラスフィードバックと是正を会社全体で取り組んでいきます。 重要なのは、監査の目的は「あら探し」や個人の吊るし上げでは全くないということ。現状を可視化し、できない人を責めるのではなく、組織としてどうすればできるようになるかを本部も交えて一緒に考えていく——そうした「教育としての監査」を重視しています。マニュアル整備についても、法令遵守とガバナンス強化を土台に、誰が担当しても一定水準以上の看護を提供できる組織づくりを目指すものです。 AIは“電卓” 思考を手放さない集団がNewGate 業務効率化の観点から、NewGateではAIツールの活用も積極的に推進しています。ただし宮崎社長が繰り返し強調するのは、「AIは電卓と同じ」だということ。計算を速くするのがAIの役割であり、「何を計算するか」——つまり利用者のニーズを捉え、課題を見立て、目標を考えるという看護師・セラピストの専門性そのものは、AIに委ねてはならない領域だという考え方です。入力作業や要約といった「思考以外の業務」をAIで短縮し、浮いた時間を利用者と向き合う思考の時間に還元する。それがNewGateの目指すAI活用の姿です。 NewGateは2028年に訪問看護20拠点・年商15億円、5年後の2031年には年商30億円、西日本の小児在宅医療のリーディングカンパニーとなることを目標に掲げています。 しかしその実現に必要なのは、拠点数や売上といった数字だけではありません。Vision 1に掲げる「小児に特化した専門性で、子どもと家族の未来を支える」ために、看護過程の展開に真剣に向き合い、在宅領域特有のスキルを積み上げられる組織であること。そしてVision 2の「スタッフが笑顔で安心して働ける職場」であるために、スタッフ一人ひとりが在宅看護の実践を心から楽しめる組織文化であることを、NewGateは大切にしています。 「訪問件数をどれだけこなせるか」や「どんな細い道でも運転できるか」が訪問看護師の専門性ではない——宮崎社長はそう言い切ります。 利用者一人ひとりのニーズと本気で向き合い、看護過程を丁寧に展開していく経験こそが、訪問看護師として積むべきキャリアであり、やりがいの源泉だという信念があるからです。 「一人で戦わない」組織が、次に目指すもの 創業3年で駆け抜けてきたNewGateが、次に本気で挑むのは「質」です。件数や拠点数を増やすことは、気合いがあればできる。しかし、その中身に本気でこだわり抜くことは、より難しい挑戦です。だからこそ価値がある。 規模を追う3年間から、質を追う新たなフェーズへ。 その転換を、現場任せにせず、記録監査やマニュアル整備という組織的な仕組みとして本部が支え、「1人で戦わない」というバリューを体現しながら進めていく——NewGateが今、向き合っているのはそういう挑戦です。ミッションである「関わるすべての人の人生の選択肢を増やし、自己実現ができる社会をつくる」という言葉に、これからも本気で向き合い続ける組織でありたいと、宮崎社長は総会を締めくくりました。
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安心して任せていただくためのチーム共有
大阪エリアの訪問看護の現場から、個人情報に配慮した事例紹介として、スタッフの観察・チーム共有・支援調整の大切さを今回のブログではご紹介できればと思います。 はじめに 訪問看護の仕事は、訪問時間の中だけで完結しているように見えるかもしれません。 しかし実際には、訪問前の確認、訪問中の観察、訪問後の共有、次回に向けた調整が重なり合って、ご本人やご家族の安心につながっています。 今回紹介するのは、南大阪エリアの現場チャットから見えてきた一つの場面です。個人が特定されないよう内容は一部一般化していますが、NewGateが日々大切にしている「暮らしに合わせて支援を組み立てる姿勢」が伝わる事例となっています。 現場で起きていた小さな変化 ある日のチャットに、訪問時間や支援内容をチームで確認し合うやり取りがありました。表には出にくい調整ですが、在宅生活を支える上では欠かせない動きです。 このようなスケジュール調整に関するチャットでのやり取りは単なる連絡事項ではありません。ご本人の反応やご家族の希望、訪問の流れを見直すきっかけになります。 たとえば、同じ「訪問時間の調整」でも、背景にはご家族の予定、生活背景、体調の変化、ほかのサービスとの兼ね合い、スタッフの移動や記録時間など、いくつもの要素があります。その一つひとつを丁寧に確認することで、支援は「予定通りに行うもの」から「暮らしに合う形へ整えるもの」に変わっていきます。 スタッフが拾い上げたサイン スタッフは、目の前の支援内容だけでなく、その背景にある気持ちや生活リズムにも目を向けます。 ご本人の反応、ご家族の希望、生活リズム、次の訪問で確認すべきこと。そうした情報を一つずつ拾い上げ、チームの中で共有していきます。 今回のケースでも、スタッフは「何をするか」だけでなく、「なぜその支援が必要なのか」「どの順番で確認すれば安心につながるのか」を考えていました。 訪問看護では、正解が一つに決まらない場面が多くあります。医療的な視点だけでなく、ご家庭の受け止め方や生活の流れも踏まえながら、現実的に続けられる支援を考える必要があります。 そのためNewGateでは、チャット上の短いやり取りであっても、次の訪問につながる情報として扱います。「誰が確認するのか」「どこまで説明できているのか」「次に入るスタッフが困らないか」を意識しながら、現場の情報を整理しています。 次の訪問へつなげる共有 訪問看護は、一人のスタッフだけで完結する仕事ではありません。気づいたことをその場限りにせず、次に入るスタッフが同じ視点で関われるように情報を整理します。 実際の訪問は一人で行うことがあっても、その前後にはチーム内の共有と連携があります。チャットでの確認、記録への反映、次に入るスタッフへの引き継ぎ。こうした積み重ねが、支援の質をより一層高めていくことに繋がります。 ご家族にとっても、1人のスタッフに伝達したことが、きちんと申し送られていること、情報が共有され統一されたケアや関わりが行われること。これは大きな安心に繋がります。 特に在宅医療では、ご家庭の中で起きている小さな変化に早く気づくことが大切です。体調だけでなく、表情、言葉、生活リズム、予定への不安、ご家族の負担感など、支援に影響する情報はタイムリー変わっていきます。 その変化を一人のスタッフの中だけに留めず、チーム全体で共有することで、支援の視点がそろいます。結果として、ご本人やご家族は「前に話したことが伝わっている」「チームで見てもらえている」と感じやすくなります。 ご家族の安心につながること 訪問看護を利用するご家庭にとって、安心につながるのは専門的なケアだけではありません。 「困った時に相談できる」「予定が変わっても一緒に考えてもらえる」「小さな変化に気づいてもらえる」「スタッフ同士で情報が共有されている」 こうした実感があることで、在宅での暮らしを続けるうえでの不安は軽くなります。 今回のような現場のやり取りにも、その安心を支える要素が含まれています。派手な出来事ではなくても、確認し、共有し、次の支援に反映する。その繰り返しが、ご家庭にとっての信頼につながっていきます。 NewGateの支援に活かしている視点 NewGateが大切にしているのは、一般的なケアを当てはめることではなく、そのご家庭の暮らしに合わせて支援を組み立てることです。100のご家庭があれば、100の関わり方、100の支援があります。 体調、予定、気持ち、家族の希望、地域とのつながり。どれか一つだけを見るのではなく、暮らし全体を見ながら、必要な支援を考えていくこと。 小児訪問看護や在宅看護では、ご家庭ごとに必要とされる支援が異なります。 だからこそ、現場で起きた一つひとつの出来事を丁寧に振り返り、次の支援へつなげることが重要です。 NewGateでは、利用者様やご家族が住み慣れた場所で安心して過ごせるよう、スタッフ同士の共有、地域との連携、支援品質の確認をこれからも積み重ねていきます。
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支援を安定させるための情報整理とチーム運営
西宮・尼崎エリアの訪問看護の現場から、個人情報に配慮した事例紹介として、スタッフの観察、チーム共有、支援調整の大切さを今回のブログではご紹介できればと思います。 はじめに 訪問看護の仕事は、訪問している時間だけで完結しているように見えるかもしれません。 しかし実際には、訪問前の確認、訪問中の観察、訪問後の共有、次回に向けた調整が重なり合って、ご本人やご家族の安心につながっています。 今回紹介するのは、NewGateの現場チャットから見えてきた一つの場面です。 個人が特定されないよう内容は一部一般化していますが、現場でスタッフが何を見て、どう考え、どのように次の支援へつなげているのかをお伝えできればと思います。 訪問前後の調整が支えていたもの 日々の業務で考えることが増えすぎないように、「忘れるために、先に決めておく」という考え方をチーム内で共有する場面がありました。 予定や準備を頭の中だけに置かず、仕組みとして整理しておく工夫です。 訪問看護の質を支えるのは、現場でのケアだけではありません。 記録、計画書、連絡、会議準備、関係機関との共有など、支援の裏側にある情報整理も大切な仕事です。 訪問の前後には、表には見えにくい確認や調整があります。その積み重ねが、ご本人らしい生活を続けるための土台になります。 同じ「確認」でも、その背景には体調の変化、ご家族の希望、他のサービスとの兼ね合い、スタッフの移動、記録時間、次回訪問での説明など、いくつもの要素があります。 現場で判断したポイント スタッフが安心して訪問に向かうためには、判断に迷う部分を減らしておくことが重要です。 確認するタイミング、記録する場所、誰に共有するかをあらかじめ決めることで、訪問中はご本人とご家族様との関わりやお話に集中しやすくなります。 訪問看護では、正解が一つに決まらない場面が多くあります。医療的な視点だけでなく、ご家庭の受け止め方や生活の流れも踏まえながら、現実的に続けられる支援を考える必要があります。 そのためスタッフは、目の前のケアだけでなく「次に同じ場面が起きた時に、誰であったとしても同じように対応できるか」まで考えて情報共有をすることが大切です。 共有から支援の形を整える 実際に訪問に出向くのはひとりのスタッフですが、一人の判断で完結させず、チームで確認・共有することで、支援の選択肢を広げやすくなります。 実際の訪問は一人で行うことがあっても、その前後にはチーム内の共有があります。チャットでの確認、記録への反映、次に入るスタッフのための引き継ぎ。こうした積み重ねが、支援の質を担保し、より良い看護に繋がっていきます。 ご家族にとっても、スタッフによって話が変わらないこと、前回伝えた内容が次の訪問にもつながっていることは、大きな安心になります。 特に在宅医療では、ご家庭の中で起きている小さな変化に早く気づくことが大切です。体調だけでなく、表情、言葉、生活リズム、予定への不安、ご家族の負担感など、支援に影響する情報は日々変わります。 暮らしを続けるうえでの安心 ご家族から見ると、スタッフ同士の情報整理は直接見えにくい部分です。けれど、その積み重ねが「伝えたことが次にも共有されている」「対応がぶれにくい」という安心につながります。 派手な出来事ではなくても、確認し、共有し、次の支援に反映する。その繰り返しが、ご家庭にとっての信頼につながっていきます。 地域で支える訪問看護として NewGateが大切にしているのは、一般的なケアを当てはめることではなく、そのご家庭の暮らしに合わせて支援を組み立てることです。 体調、予定、気持ち、ご家族の希望、地域とのつながり。どれか一つだけを見るのではなく、「暮らし全体」を見ながら必要な支援を考えること。 どのエリアにおいても、在宅医療を通じて、こうした日々の小さな調整と共有を大切にしています。 訪問看護の現場では、スタッフが無理なく確認と共有を続けられる仕組みを整えることも、支援の質を守る大切な取り組みだと考えています。 今回の事例から見えるのは、訪問看護の価値は「訪問してケアを行うこと」だけではないということです。その前後にある確認、調整、共有、振り返りまで含めて、ご本人とご家族の暮らしを支えています。これからもNewGateでは、現場の小さな気づきを大切にしながら、必要とされる訪問看護・在宅医療の支援を届けていきます。
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屋外歩行の楽しみを支える訪問看護の見守り
堺・大阪市内を含む大阪エリアの訪問看護の現場から、個人情報に配慮した事例紹介として、スタッフの観察、チーム共有、支援調整の大切さを今回のブログではご紹介できればと思います。 はじめに 訪問看護の仕事は、訪問している時間だけで完結しているように見えるかもしれません。 しかし実際には、訪問前の確認、訪問中の観察、訪問後の共有、次回に向けた調整が重なり合って、ご本人やご家族の安心につながっています。 今回紹介するのは、NewGateの現場チャットから見えてきた一つの場面です。現場でスタッフが何を見て、どう考え、どのように次の支援へつなげているのかが伝わる事例としてまとめています。 ご家庭の暮らしから見えた課題 週に一度の屋外歩行を楽しみにされている利用者様について、歩行時のバイタルや発作の有無を確認しながら、ご本人の希望を叶えられるように支援を続けるやり取りがありました。 訪問看護では、体調を守ることと、その人らしい楽しみを続けることの両方を大切にします。屋外に出る時間や近所の方との会話も、生活の質を支える大切な要素です。 訪問看護では、予定通りに決められた支援内容をただ実施するだけではありません。ご家庭の暮らしの変化やご家族様の背景、状況などに合わせて、支援の形を少しずつ調整・工夫することが大切です。 同じ「確認」でも、その背景には体調の変化、ご家族の希望、他のサービスとの兼ね合い、スタッフの移動、記録時間、次回訪問での説明など、いくつもの要素があります。 支援の中で大切にした判断 スタッフは「歩けるかどうか」だけを見ているのではありません。歩行前後の体調、表情、疲労感、途中で必要になる休憩、周囲との関わりなどを見ながら、「安全」と「楽しみ」のバランスを考えています。 訪問看護では、正解が一つに決まらない場面が多くあります。医療的な視点だけでなく、ご家庭の受け止め方や生活の流れも踏まえながら、現実的に続けられる支援を考える必要があります。 そのためスタッフは、目の前のケアだけでなく「次に同じ場面が起きた時に、誰が見ても同じように対応できるか」まで考えて共有します。 チーム内でそろえた対応 対応の方向性を共有しておくことで、スタッフが変わっても支援の意図が途切れにくくなります。 実際の訪問は一人で行うことがあっても、その前後にはチーム内の共有があります。チャットでの確認、記録への反映、次に入るスタッフへの引き継ぎ。こうした積み重ねが、支援の抜け漏れを防ぎます。 ご家族にとっても、スタッフによって話が変わらないこと、前回伝えた内容が次の訪問にも繋がっていることは、大きな安心になります。 特に在宅医療では、ご家庭の中で起きている小さな変化に早く気づくことが大切です。体調だけでなく、表情、言葉、生活リズム、予定への不安、ご家族の負担感など、支援に影響する情報は日々変わります。 安心して相談できる関係づくり ご本人が楽しみにしている予定を、体調面の不安だけで諦めなくてよいことは、ご家族にとっても安心につながります。無理をしない範囲を一緒に考えながら、暮らしの中の楽しみを守っていくことが大切です。 派手な出来事ではなくても、確認し、共有し、次の支援に反映する。その繰り返しが、ご家庭にとっての信頼につながっていきます。 この事例から考える訪問看護 NewGateが大切にしているのは、一般的なケアを当てはめることではなく、そのご家庭の暮らしに合わせて支援を組み立てることです。 体調、予定、気持ち、ご家族の希望、地域とのつながり。どれか一つだけを見るのではなく、暮らし全体を見ながら必要な支援を考えていきます。 堺・大阪市内を含む大阪エリアでも、訪問看護・在宅医療を通じて、こうした日々の小さな調整と共有を大切にしています。 在宅生活では、ご本人らしい暮らしを続けるために、医療と生活の両方を見ながら支える視点が欠かせません。 今回の事例から見えるのは、訪問看護の価値は「訪問してケアを行うこと」だけではないということです。 その前後にある確認、調整、共有、振り返りまで含めて、ご本人とご家族の暮らしを支えています。 これからもNewGateでは、現場の小さな気づきを大切にしながら、必要とされる訪問看護・在宅医療の支援を届けていきます。
