暮らしの予定も大切にする、訪問看護の支援
お知らせ
佐賀エリアの訪問看護の現場から、利用者様の生活上の予定にも目を向けながら支援を調整することの大切さを今回のブログではご紹介したいと思います。
はじめに
訪問看護というと、体調の確認や医療的なケアを行うことが中心だと思われるかもしれません。
もちろん、健康状態を把握し、必要なケアを届けることは訪問看護の大切な役割です。
一方で、私たちが向き合っているのは「病気」だけではありません。
利用者様には、それぞれの日常があり、大切にしている予定や楽しみにしている時間があります。
今回は、佐賀エリアの現場で実際に行われていた調整の一場面を通して、NewGateが大切にしている「その人の暮らしに合わせた支援」についてご紹介します。
訪問看護は、暮らしの中にある
ある利用者様について、ご本人にとって大切な予定があり、その予定に合わせて訪問日の調整を行うことになりました。
訪問看護では、決められたスケジュールに沿って訪問することも大切ですが、それだけが正解ではありません。
「この日はどうしても外せない予定がある」
「この時間は家族との時間を大切にしたい」
そんな一人ひとりの生活を尊重しながら、可能な範囲で支援の形を考えることも、在宅で関わる私たちの役割です。
病院では医療を中心に生活が組み立てられる場面もありますが、在宅では「生活の中に医療がある」という考え方が大切になります。
だからこそ、医療的な必要性だけではなく、「その人がどのように毎日を過ごしたいのか」に目を向ける必要があります。
「予定を守る」ことも支援の一つ
利用者様にとって大切な予定は、私たちが想像する以上に大きな意味を持っていることがあります。
家族との約束かもしれません。
楽しみにしている外出かもしれません。
長く続けてきた習慣かもしれません。
あるいは、ご本人が「これだけは続けたい」と思っていることかもしれません。
医療的な視点から見れば小さな予定に見えたとしても、ご本人にとっては生活の中で大切な時間であることがあります。
訪問看護では、そうした思いも含めて生活を捉えます。
「何をするか」だけではなく、「その人がどんな生活を続けたいのか」。
そこに目を向けることで、支援の考え方も変わってきます。
チームで考えるからこそ、できることがある
もちろん、利用者様の希望をすべてそのまま実現できるとは限りません。
体調や安全面、他のサービスとの調整など、考えなければならないこともあります。
だからこそ、スタッフ一人で判断するのではなく、チームで情報を共有しながら考えることが大切です。
今回のケースでも、訪問日の調整についてスタッフ間で確認し、必要な情報を共有しました。
誰が訪問するのか、次の訪問では何を確認するのか。
そうした情報をつないでいくことで、担当者が変わっても支援が途切れにくくなります。
訪問看護は、一人でご自宅へ伺う仕事ではありますが、一人だけで支援を担う仕事ではありません。
その背景には、スタッフ同士の情報共有や相談、関係機関との連携があります。
「いつもの生活」を守るために
在宅で療養するということは、医療やケアを受けながらも、これまでの生活をできるだけ続けていくことでもあります。
だからこそ私たちは、
「体調に問題はないか」
だけではなく、
「いつもの生活を続けられているか」
「本人が大切にしていることは何か」
「ご家族に無理がかかっていないか」
という視点も大切にしています。
日々の訪問の中で見つけた小さな変化や気づきをスタッフ同士で共有しながら、その時々の生活に合わせて支援を考えていく。
そうした積み重ねが、ご本人やご家族の安心につながっていきます。
NewGateが大切にしていること
NewGateでは、利用者様に必要な医療やケアを提供するだけではなく、その方が大切にしている暮らしにも目を向けることを大切にしています。
「治療やケアのために生活を合わせる」のではなく、「その人の生活を大切にしながら、必要な医療やケアを組み合わせていく」。
在宅だからこそできる支援には、こうした考え方があります。
佐賀エリアでも、スタッフ同士が情報を共有しながら、一人ひとりの生活に合わせた訪問看護を届けています。
訪問看護の仕事には、目に見えるケアだけではなく、日々の生活を支えるためのさまざまな判断や調整があります。
利用者様にとって大切な予定を尊重すること。
小さな希望にも目を向けること。
そして、それをチームで共有しながら実現できる方法を考えること。
こうした一つひとつの積み重ねが、「その人らしく暮らす」ことを支える訪問看護につながっています。
NewGateではこれからも、医療だけを見るのではなく、その先にある「暮らし」に目を向けながら、一人ひとりに寄り添った支援を大切にしていきます。
