季節の楽しみを、子どもの成長につなげる
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NewGate訪問看護ステーションでは、10月の「NewGateめもりー」としてハロウィン工作を企画しています。季節行事を楽しみながら、子どもたちの発達や挑戦する気持ちを支える取り組みについて今回のブログではご紹介します。
ハロウィンを楽しむ、10月のNewGateめもりー
10月といえば、ハロウィン。
街中にカボチャやおばけの飾りが並び、秋らしい雰囲気を感じる季節になりました。
NewGate訪問看護ステーションでは、子どもたちに季節の行事を楽しんでもらう機会として、10月の「NewGateめもりー」でハロウィン工作を企画しています。
今回予定しているのは、「ハロウィンリース作り」と「ハロウィンお菓子バッグ作り」の2種類です。
色を選んだり、飾りを貼ったり、形を組み合わせたり。
身近な材料を使った工作ですが、その一つひとつの工程には、子どもたちの成長につながるさまざまな要素が含まれています。
今回は、そんな季節行事を取り入れた小児訪問看護の取り組みについてご紹介します。

「楽しい」の中にある、発達のきっかけ
子どもたちにとって、工作は遊びの一つです。
しかし、実際に取り組んでみると、さまざまな身体機能や認知機能を使っていることがわかります。
例えば、シールを台紙から剥がして貼る動作。
指先で小さなものをつまむ力や、目で見た場所に手を動かす力が必要になります。
ハサミを使う場面では、道具の操作だけでなく、紙を支える反対側の手との協調も求められます。
また、完成した形をイメージしながらパーツを並べたり、順番に作業を進めたりすることも、大切な経験です。
さらに、制作に集中する時間や、途中でうまくいかなかったときの反応などから、その子の得意なことや支援が必要な部分を知るきっかけにもなります。
遊びを楽しむことと、発達を支えること。
この二つは、決して別々のものではありません。
子どもたちが夢中になれる活動の中にこそ、自然な形で成長を促す機会があると考えています。
同じ工作でも、取り組み方は一人ひとり違う
今回のハロウィン工作では、全員が同じ作品を、同じ方法で完成させることを目標にはしていません。
お子様の年齢や発達段階、身体機能、興味関心などに合わせて、取り組みやすい制作内容を選んでいきます。
例えば、ハサミを使うことが難しい場合には、あらかじめ切ったパーツを使って飾り付けを楽しむこともできます。
細かな作業が得意なお子様であれば、シール貼りや折り紙など、少し複雑な工程に挑戦してもらうことも考えられます。
一人でできる工程はできるだけ本人に取り組んでもらい、難しい部分はスタッフが必要に応じてお手伝いする。
大切なのは、作品の完成度だけではありません。
その子がどんなことに興味を持ち、どんな方法であれば楽しみながら参加できるのか。
一人ひとりに合った関わり方を考えることも、小児訪問看護における大切な支援の一つです。
「自分でできた!」という経験を大切に
工作には、完成した作品が目に見える形で残るという魅力があります。
自分で選んだ色。
頑張って貼り付けた飾り。
少し難しかったけれど、最後まで取り組めた工程。
そうした経験が一つの作品になることで、「自分でできた!」という達成感につながります。
また、完成までの過程には、さまざまな小さな成功体験があります。
最初はうまく貼れなかったシールが貼れるようになったり、スタッフと一緒に取り組んでいた工程を自分で進められたり。
周囲から見ると小さな変化でも、本人にとっては大きな一歩かもしれません。
私たちは、完成した作品だけでなく、そこに至るまでの過程も大切にしたいと考えています。
「できた」という結果だけでなく、「やってみよう」と思えたことにも価値がある。
そんな視点を持ちながら、子どもたちの挑戦を支えていきます。
季節行事に参加することも、大切な経験
ハロウィンやクリスマス、お正月など、私たちの暮らしにはさまざまな季節行事があります。
こうした行事は、季節の移り変わりを感じたり、家族や周囲の人と楽しみを共有したりする機会にもなります。
一方で、医療的ケアが必要なお子様や、外出に制限のあるお子様にとっては、地域のイベントや集団活動に参加することが難しい場合もあります。
だからこそ、訪問看護という日常生活に近い場所でも、季節を感じられる体験を取り入れていきたいと考えています。
自宅で工作を楽しみ、完成した作品を飾る。
ご家族に見てもらったり、一緒にハロウィンの雰囲気を楽しんだりする。
そんな何気ない時間も、子どもたちにとって大切な思い出になるかもしれません。
医療やリハビリテーションの支援に加えて、子どもらしい経験や楽しみを大切にすること。
それも、私たちが目指す小児訪問看護の姿です。
工作を通して見つける、次の支援のヒント
今回の取り組みでは、制作中のお子様の様子にも目を向けていきます。
どのくらいの時間、集中して取り組めるのか。
手先を使った細かな作業は、どの程度できるのか。
どのような声かけや援助があると、取り組みやすくなるのか。
普段のリハビリテーションとは少し違う活動だからこそ、新しい一面が見えてくることもあります。
工作中に見られた反応や得意な動作、難しかった工程などをスタッフ間で共有することで、今後の支援内容を考える参考にもなります。
楽しんで終わりにするのではなく、そこで得られた気づきを次の関わりにつなげていく。
季節のイベントも、子どもたちへの理解を深める大切な機会になります。
一つひとつの体験が、子どもたちの成長につながる
子どもたちの成長は、特別な訓練や練習の中だけで生まれるものではありません。
遊んだり、作ったり、誰かと一緒に楽しんだり。
そんな日常の体験の中にも、成長のきっかけはたくさんあります。
今回のハロウィン工作が、子どもたちにとって新しいことに挑戦する機会となり、ご家族にとっても季節を楽しむ時間になればうれしく思います。
楽しい時間の中に、成長のきっかけを。
NewGate訪問看護ステーションは、医療やリハビリテーションの専門性を生かしながら、子どもたち一人ひとりの「やってみたい」「できた!」を大切にし、日々の暮らしを支えていきます。
