良い支援は、良い職場から生まれる。
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質の高い訪問看護を提供するためには、スタッフ自身が安心して働ける環境も欠かせません。NewGate訪問看護ステーションが大切にしている、1on1面談や支部別カンファレンス、日々のコミュニケーションを通じた組織づくりについて今回のブログではご紹介します。
利用者様を支える、そのスタッフを誰が支えるのか
訪問看護の仕事は、利用者様やご家族の生活を支える仕事です。
日々の健康管理や医療処置、リハビリテーション、生活上の相談など、スタッフはそれぞれの専門性を生かしながら支援に取り組んでいます。
では、そのスタッフ自身を支えるのは誰でしょうか。
専門職として働く中では、判断に迷うこともあれば、思うように支援が進まないこともあります。
抱えるタスクや業務が重なる日、栄養活動で上手くいかなかった日、精神的な負担を感じる場面もあるでしょう。
そんなとき、スタッフが一人で抱え込まずに働ける環境があるかどうか。
それは、組織として考え続けなければならない大切な課題だと思っています。
「頑張る人」に頼りすぎない組織へ
医療や福祉の現場では、スタッフ一人ひとりの責任感や思いやりに支えられている部分が多くあります。
困っている人がいれば手を差し伸べる。
忙しい仲間がいれば、自分にできることを探す。
そうした姿勢は、チームで働く上で大切なものです。
しかし、誰かの頑張りだけで成り立つ職場には、限界があります。
特定のスタッフに業務が集中していないか。
困ったときに相談できる相手がいるか。
仕事の進め方に、見直せる部分はないか。
こうしたことを組織として考える必要があります。
スタッフの優しさや責任感に甘えるのではなく、その思いを支えられる仕組みをつくる。
それが、長く安心して働ける職場づくりにつながると考えています。
スタッフの声を拾う、3つのコミュニケーション
NewGateでは、スタッフ一人ひとりの声を大切にするために、さまざまなコミュニケーションの機会を設けています。
その一つが、1on1面談です。
日々の業務で感じていることや困りごと、今後の目標などについて、個別に話す機会を大切にしています。
大勢の前では話しにくいことでも、個別の面談だからこそ伝えられることがあります。
弊社では、役職によるリーダー面談や主任面談、新入職スタッフ向けの定期人事面談、2ヶ月に1回にはなんと宮崎代表とマンツーマンでお話ができる代表面談も希望者に対して設けられております。
自分の働いている会社の社長と、定期的に1on1で喋れるってスゴくないですか!?笑
また、各支部では週2回のカンファレンスを実施しています。
利用者様への支援方針や情報共有だけでなく、スタッフ同士が意見を交わし、困っていることを相談する機会にもなっています。
そして、もう一つ大切にしているのが、事務所内での何気ないコミュニケーションです。
訪問から戻ってきたときの「お疲れ様」。
「今日の訪問、どうだった?」「〇〇さん大丈夫だった?」という一言。
ちょっとした相談や、何気ない雑談。
こうした日常の会話から、スタッフの小さな変化や困りごとに気づけることもあります。
面談のような正式な場も、日々の何気ない会話も、どちらも大切にする。
スタッフの声を拾うためには、特別な機会だけでなく、普段から話しやすい関係を築いておくことが重要だと考えています。

「相談できること」は、働きやすさの一つ
働きやすい職場というと、勤務時間や休日、福利厚生などが思い浮かぶかもしれません。
もちろん、それらも大切です。
しかし、日々の仕事の中で「ちょっと相談したい」と思ったときに、気軽に声をかけられることも、働きやすさを左右する要素の一つです。
訪問看護では、スタッフがそれぞれの利用者様のご自宅を訪問するため、業務中に一人で判断する場面があります。
だからこそ、訪問前後の情報共有や、判断に迷ったときの相談が重要になります。
また、相談しやすい環境をつくるためには、相談する側だけでなく、相談を受ける側の姿勢も大切です。
忙しいときでも、相手の話に耳を傾ける。
意見が違っても、まずは考えを聞いてみる。
わからないことを質問したスタッフが、安心して次の質問をできるようにする。
こうした日々の小さな関わりが、職場の雰囲気をつくっていきます。
働きやすさは、業務の進め方からも変えられる
スタッフの負担を減らすために、何か特別な制度を新しくつくることだけが方法ではありません。
普段の業務を少し見直すことでも、働きやすさは変わっていきます。
例えば、同じ内容を何度も入力していないか。
必要な情報を探すために、余計な時間がかかっていないか。
特定の人しかわからない業務が残っていないか。
一つひとつは小さなことでも、毎日繰り返されれば大きな負担になります。
NewGateでは、ICTの活用や業務マニュアルの整備などを通して、業務の効率化にも取り組んでいます。
ただし、効率化そのものが目的ではありません。
業務の中にある無駄を減らすことで、利用者様と向き合う時間や、スタッフ同士で考える時間を確保すること。
そして、スタッフが必要以上の負担を抱えずに、専門職としての仕事に集中できる環境を整えること。
そのことの方がとっても大切で、スタッフのための業務改善や仕組み化を大切にしています。
スタッフの声が、組織を育てていく
どれだけ制度や仕組みを整えても、実際に働くスタッフの声を聞かなければ、現場に合った職場づくりは難しいものです。
「この業務は、もう少し簡単にできそう」
「こういう場面で相談できる機会がほしい」
「今のやり方には、少し負担がある」
こうした意見には、組織をより良くするためのヒントが含まれています。
そして、大切なのは、意見を聞くだけで終わらせないことです。
面談やカンファレンス、日常の会話で出てきた声を、必要に応じて管理職や関係部署につなぎ、改善できることがないか考えていく。
もちろん、すべての意見をすぐに実現できるわけではありません。
それでも、現場の声を受け止め、必要性を考え、改善につなげていく姿勢は大切です。
また、管理職だけが職場をつくるわけでもありません。
スタッフ同士の声かけや情報共有、互いの仕事への理解など、日々の関わりの積み重ねも組織の文化をつくっていきます。
一人ひとりが「もっと良くできることはないか」と考えられること。
そんな職場を目指していきたいと思います。
良い職場は、一日ではできない
働きやすい職場は、制度を一つ整えれば完成するものではありません。
日々のコミュニケーションや業務の見直し、スタッフの声を受け止めること。
そうした小さな積み重ねによって、少しずつ育っていくものだと思います。
そして、組織が成長すれば、新しい課題も生まれます。
だからこそ、今の仕組みが本当に現場に合っているのかを考え続けることが大切です。
スタッフが安心して意見を伝えられること。
困ったときに、自然と声をかけ合えること。
一人ひとりの気づきが、組織をより良くするきっかけになること。
そんな職場環境を、これからも大切にしていきたいと考えています。
良い支援は、良い職場から生まれる。
NewGate訪問看護ステーションは、これからも利用者様への支援だけでなく、その支援を担うスタッフ自身も大切にしながら、より良い組織づくりに取り組んでいきます。
